M&Aの会社で働くとは…

毎日、世界中が悲しいニュースであふれています。

早く、平穏な日々が送れるように、心から祈ることしかできません。

さて私事ですが、関西から東京の事業部に異動になり、1ヶ月が過ぎました。

新型コロナウイルスの影響が大きく、今この自粛ムードの中、企業的にも身動きが取れない日々が続き、憤りを感じています。

先月まで働いていた部署は、会社の管轄であり、運営方針を決めていく本部のような存在がありました。しかし、今は数年前にM&Aした会社の統括という立場であり、まず自分の中の概念のようなものを0にすることから始めないといけない、と強く思いました。

今までは、決められた目標を達成することを目指し、新規の顧客獲得やイベントの集客に尽力してきました。同じ事業部の中で、決まっていることをこなしていく上で、いかに数字を上げるか、どうすれば反応数があがるのか・・・を考えることが仕事でした。

今は、1つの会社を客観的に見て、利益が出ていない原因を把握したり、新しい企画を出したり、と1ランク仕事の大きさが上がったように感じます。

最初の1週間で、私は人件費について現行のままでは経費を圧迫する一方だと決めつけ、改善案を出しました。しかし、ある人の助言から、それは間違っていることに気づかされました。

M&Aとは、「Margers(買収)とAcquisition(合併)という意味だが、日本ではMarriage(結婚)とAlliance(同盟)の方が合っている」と教えていただきました。M&Aと聞くと、業績がよくない会社を大きな会社が手助けして、利益を生んでいくようなイメージを抱きがちですが(少なくとも私はそうでした…)上下関係などは関係なく、共に事業の拡大を目指し、助け合う仲間のづくりをしていくことだと気づかされました。いきなり、給与の面で契約を変更された従業員の気持ちを、私はくみ取ることもできなかったのです。目線が低すぎたと反省しました。

まずは、一緒に働くメンバーと良好な関係を築き、信頼してもらうことから始めなければいけません。ただ、そこにかける「時間」を私は短縮しようと思いました。一緒に働き始めて少しずつお互いを知るのに数か月かかる、というのが一般的でしょうか。しかし、私は「時間をかける」よりも「密度を濃くする」ことが大切だと思います。そこのスピード感はなくしたくないと思いました。自ら他の事業所へ足を運ぶ、従業員との接点をまず増やし、交流する時間を持つことを意識しています。昔の上司がいつも言っていた、「好かれる努力」という言葉を思い出します。自分の立場や考えなど、従業員にとっては関係のないこと。人として、この人が好きだな、一緒に何かやりたいながんばりたいな、と感じてもらえるように今日も1日動き回りたいと思います。

これから、どんどん壁にぶち当たっては悩み、考えることが増えていきます。

1つ1つが自分にとっての成長となるよう、精進してまいります。

自分にとっての、決意表明のような形になってしまいましたが…いつか読み返したときに、そんな自分もいたな、と思える日が来ることを願って。

 

M&Aの会社で働くとは…” への2件のフィードバック

  1. M&Aで取得した会社で代表をする場合、親会社⇔子会社間でのバランス感覚が非常に重要になります。
    特に、外資系ではなく、創業者が社内にいる会社、年功序列がある会社であれば確実にM&Aに対する感覚が時代錯誤していることが多いため注意が必要です。

    今では、経営者は起業した段階で既に出口戦略としての「売却」をゴールにしていることも当たり前ですが、日本の多くの会社では「投資家=経営者」という形ですので「会社を手放すなんておかしい」という認識がまだ根強く残っています。

    そのため、認識のほとんどはM&Aされた会社はやり方が間違っている、元オーナーは仕事ができない、という勘違いがスタートラインにあります。

    桃子さんも経験されたと思いますが、せっかく良い人材が多くいるのに”人権がない”なんてことはザラにあります。人件費の件で桃子さんも少しそこに足を踏み入れそうになったようですが、よく踏みとどまったと感心しました。

    結婚も同盟も相手の良いところを考え、悪いところをカバーしあうものだと認識しています。

    M&Aの会社の話は非常に面白い内容ですので、是非続編をお待ちしています!

    1. 好かれる努力素晴らしいと思います。斎藤一人さんのほめ道という僕が好きな本があるのですが、今好かれる努力をしてらっしゃる桃子さんにぴったりだと思うので、時間があれば読んでみて下さい。
      僕の個人的な意見ですが、人を好きになると好きになってもらいやすいんじゃないかと思います。

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